最近は、移動中でしか音楽を聞かない人が増えているのではなないだろうか?当然、オフィスによっては、音楽が流れているオフィスもあるだろう。しかしながら、それはあくまでBGMとしての音楽であり、わざわざ耳を澄まし、心を震わせるものではないかもしれない。かくいう自分も、20代前半に比べて、音楽を聴く機会は、減った。しかしそうはいっても一般の人よりも多いと思うが、それでも腰を据えて音楽をガッツリ聴く機会は少なくなっている。
移動中で音楽を聴くとすると、当然、イヤホンで音楽を聴くことになる。現在は、本当に機能性の高いイヤホン、ヘッドホンが増えており、全く音楽鑑賞に支障はない。機密性も高く、まるで近くで演奏しているのを聞いているような気になるほどレベルが高い。
しかしながら、たまにはステレオのスピーカーで爆音で音楽を聴きたくなる。当然のことながら、それは全くイヤホンで音楽を聞くのとは違う音楽体験だ。聞いている曲も、スピーカーで聴くと全く違って聞こえる。
音は空気を震わせ、音色、音階の組み合わせで人々に届ける。この空気の震わせかたと伝わりかたの定義があり、はじめて音楽鑑賞といえるのかもしれない。
スピーカーも拘ると、また更に音楽鑑賞が楽しくなる。JBL、Boseなどメーカーにより、若干の違いがある。
そして、最後は聴くデバイスだ。究極はアナログレコードがベストだと感じる。光信号によるCDの音より、空気の音をそのまま削り取ったようなアナログの音はどことなく暖かく、柔らかに聞こえる。
現在の20代の人たちは、アナログ、爆音で音楽を聴いたことがあるだろうか?
おそらく殆どないだろう。
かなり新しい体験をすることになるだろう。
もしかしたら究極のストレス体験になるのかもしれない。
今回は、アナログレコードで聴きたいアルバムを紹介したい。しかしながら、どれもアナログレコードだと入手困難、もしくは入手不可なものだ。しかし音質に拘りぬいた5枚である。CDでも良いので、ステレオで思い切り聞いてみて欲しい。
新しい音楽体験ができるだろう。
1.INNERVISIONS/スティービー・ワンダー
70年代のスティービーワンダーの傑作アルバム。ベース音が心地良いのと極上のメロディとアレンジでなんとも言えない快感を味わうことができる。
2.NIGHT FLY/ドナルド・フェイゲン
よく音響チェックで使われると言われるほどの音質の良い名盤。音質もさることながら、曲の構成力もバツグンだ。
3.オフ・ザ・ウォール/マイケル・ジャクソン
マイケルジャクソンの初期の傑作アルバム。ポップさとファンクの要素を兼ね備えた踊れる名盤だ。
4.カインド・オブ・ブルー/マイルス・デイビス
夜にどっぷり爆音で聴きたいジャズの名盤。アナログで聴くと、本当に当時の息遣いを感じる。ジャズに興味がない人でも一度は聞いて欲しい。
5.ひこうき雲/荒井由実
最後は日本のアルバム。ユーミンのファーストアルバムだ。とにかく曲の良さと構成が良い傑作。
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