本日12月27日で仕事納めの会社も多いのではないだろうか?今日でなければ、明日の28日で終わる会社がほとんどだろう。
正月休みは家族サービスをしたり、また実家に帰って自分の身の丈を確認したりと、国民の大半が弛緩するなんとも不思議な空気が流れる時期でもある。
当然、仕事からは距離を置き、完全にプライベートを楽しむ期間だ。仕事のことなど一ミリも考える必要はないかもしれない。
しかし、そうはいいながら、やはり正月休みが終わりに近づくと、仕事に向き合わないといけないだろう。これは致し方ないことだ。殆どの人たちは、重い気持ちで会社に出社するだろう。ワクワクしながら、休み明けを待つ人は、悲しいかな、少ないと感じる。
またお正月休み全ての日程を、人に沢山会い、沢山飲み、とにかく全日程忙しいという人は少ないように思う。だいたい年が明けると、なんやかんやと言いながら時間があるものだ。
そして段々と休み明けの仕事に対して憂鬱になっていく。
そんな長期休暇の頭を仕事モードに変える時は、ハードな経済映画の鑑賞をお勧めしたい。単純に面白いのと、やはりこの経済戦争の中で生まれる人々のドラマはとにかくいろいろと考えさせられる。そしてそれらを休暇中に見ると少なくとも多少は、仕事に向き合う気が起きるかもしれない。
1.ソーシャルネットワーク
いわずとしれたフェイスブック創業の物語。個人的にはこの映画の監督デビッドフィンチャー のファンなので、この独特の映像の質感と編集力にやられる。またなんといってもこのザッカーバーグの孤独と寂寥感は、起業の陰影を上手く表して、見る人を惹きつける。
2.ウルフ・オブ・ウォールストリート
稀代の実業家ジョーダンベルフォートの破天荒な半生を描く映画。この映画の電話をかけまくるシーンは一昔前の日本の不動産会社を彷彿させる。とにかくこれを観た人はこの映画をとても好きかとても嫌いかのどちらかに判定する。ちなみに私は最高に好きだ。
3.ウォール街
金融という舞台を映画化したおそらく世界初の映画ではないだろうか。野心家のチャーリーシーンと狡猾なマイケルダグラスの対比がとても印象に残る傑作映画。
4.マネーショート
リーマンショックを出し抜こうとするトレーダーの物語。とにかく全員の演技が上手いのと、マネーゲームの無常さを感じられる映画。
5.ハゲタカ
ドラマ版はNHKドラマの最高傑作だと思う。この映画版も最高だ。日産の問題や中国との関係など、今見ると国際経済戦争についていろいろと考えさせられる映画。
以上だ。
この5本を見ると働きたくてウズウズすること間違いなし。
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