最近、仲の良い人に会うと、スマホのアイコンバッジの通知の数がどれぐらいあるか聞くことが多い。よくあるケースだと、メールのアイコンバッジに未読が1000件以上のケース。また最近はfacebookの未読数も周りは増えてきているようだ。
面白いもので、このバッジの未読数がその人の性格みたいなものを表しているような気がしないでもない。
今や仕事の殆どがスマホで完結できる時代になった。この文章もスマホで入力している。提案書や研修資料なども本当はスマホで完結させたいが、現在はノートパソコンを使わざるを得ない。しかしそれでもノートパソコンの使用は人よりは格段に少ないように感じる。
また紙のノートもよく使う。これは、もう完全に落書き帳だ。ホワイトボード代わりである。タブレットのメモなども試してみたが、書くときの筆圧が弱く、今のところ馴染むことができない。
スマホでの仕事が増えると当然、LINEやメッセンジャー、チャットワークなどの通知が増える。しかしながら、これらを全て通知オンにすると、圧倒的に生産性が落ちると感じる。ロック画面などの通知だと、会話中に目に付くし、思考が途切れてしまう。本当の緊急性の高い案件などは、電話などで話せば事が足りると思う。
私のスマホは、仕事以外のアプリは、全て通知オフにしている。仕事上のアプリは、バッジ通知をしている。こうすると、本当に静かな環境にいることができる。また作業中の文章作成を邪魔されることもない。
ちなみに今、スマホの画面を開くと、未読の通知は一件もない。
また月に一回、定期的にスマホの大掃除をする。ノリで入れて使っていないアプリはどんどん削除する。そうすると、無駄な回遊が少なくなる。
では、待ち合わせなどや緊急性を要する場合にLINEやメッセンジャーを使う場合、どのように対応するか。答えは至ってシンプルだ。その時だけ使用するアプリの通知をオンにしておく。
生産性が叫ばれる昨今、スマホを使っての生産性向上はかなり重要な要素を占めているような気がするが、世の中はもっと、大げさな改革を叫んでいるような気がする。システム的な効率性を求めるのも良いが、実際、商談や営業行為は、人に頼っているケースが多い。そうした時、「スマホとの付き合い方」みたいな観点で物事を捉えても良いかもしれない。「通知」に縛られず、かつ、適正な運用をしていくと、現場の生産性は思いのほか向上するような気がする。
このアイコンが通知したいことは、「あなた」に有益な情報を渡したいのか、それとも「あなた」にお金を払って欲しいのか、もっと言えば、「私」はこの通知が欲しいのか否か。を見直してみると、生活は大いに変わる。
是非一度試してみて欲しい。
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