ホームページやオウンドメディアのアクセスを伸ばすことは、当然のことだが、1日では成し得ない。10年程前は、裏リンクを貼ったり、いろいろな裏技があったが、今やGoogleは、そんな反則技を許すことはない。あくまでコンテンツを充実させ、そしてキチンと日々、登録、更新をし続けなければいけない。
しかし、それだけでもなかなか検索順位は、上位にならないこともある。そうした時に、コンテンツの見直し、そしてデザイン、配置などを見直し、PDCAを回していく。これも一度や二度のPDCAでは足りないだろう。何度と改善をかけ、高速でPDCAを回していかなければいけない。
この一連の作業をしつこくやり切って初めてWeb戦争の土俵に乗ることができる。
ちなみに不動産賃貸管理業務も、これと似たような作業が重要ではないか、と個人的に思う。
物件の取得に対する獲得営業も一夜ではなかなか達成できない。オーナーに対するサービスを決めて、それに対して何度もアクションを起こし、そしてプランを見直す。この継続性がとても大事なところだ。
また獲得のみならず、運用、具体的に言えば解約の連絡を受けたり、また原状回復などのスキームなども、計画、実行、改善を繰り返さなければいけない。退去立会いをもっと効率的にできないか、退去から募集までのスピードをもっと上げることができないか、など意外とシンプルに見えるようでも、改善余地が大きい業務が、管理業務には多くある。
これは本当にWebページの保守、管理、運用に近い。そのままにしておけば問題なく、ネット上にページは存在しているが、放置してしまうと、競争力が落ちる。
管理業務も、改善をかけなくても当面は問題ないが、そのままにして管理戸数だけが増えていくと、だんだんと生産性が落ちてしまう。それでも放置すると、オーナーの心が離れていく。
事業において、何かの商材を持った瞬間からPDCAのタスクが増える。それはWebページかもしれないし、PM業務かもしれないし、なにかの製品かもしれない。
もっと効果的に、もっと効率的に、そしてもっとインパクトを持って、と考え続けることは、現代の必須のタスクだ。
そして、時にこのカイゼンのアイデアが、世の中をより良く大きく変えることがある。
現状を見直し、PDCAを回し続けることを忘れてはいけない。
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