「築地市場跡地×次世代スタジアム:都市の心臓に新たな鼓動を」きょうの不動産、3分で読める話vol.25|南 智仁/ 株式会社南総合研究所 代表取締役
三井不動産が発表した築地市場跡地(東京都中央区)における再開発計画では、約19万平方メートルという広大な敷地を活用し、総事業費約9000億円を投じて、多目的スタジアムを核とする複合施設の整備が進められています。その中でも、5万人収容規模のスタジアムは最大の目玉であり、その設計や立地はかつての築地市場の「扇形」をモチーフに、屋根を扇の形状に設えたデザインとなっています。全天候型の屋内施設で、延べ床面積は約17.9万平方メートル。隅田川や浜離宮恩賜庭園、築地場外市場など周辺の豊かな環境も生かし、船着場の設置などによる交通アクセスの多様化にも配慮されています。開業は2030年代前半以降が見
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