最適な時間配分とは?

 およそ20年間、社会人生活をしてきたが、殆どのミーティングが午前中に行われていた。
午前中は、社内で共有事項を確認したり、戦略を話し合ったりする。当然、午後は各々の営業活動があるので、朝イチから始めることが多い。

 しかし、今更ながら、この朝イチのミーティングをほぼしなくなり、いくつか気づいた点がある。
  
 当時は、 朝イチだと結構気分が重かったり、また朝のうちに、ある程度事務作業をして、タスクを減らしたいという願望があった。しかしなかなか、朝からミィーティングをすると、午後にそのタスクが回ってしまい、気分的に重くなることも度々あった。

 勿論、週次で数字を追わなければいけない営業会社や、管理系の人間を集めるのに予定を抑えないといけないため、午前中の朝一番でミーティングをする企業も数多くあり、一概に判断できない。またそれを否定するつもりも毛頭ない。

 しかし、自分である程度、時間を調整できるミーティングは、ほぼ全て昼以降に入れるようになった。 
 これは年齢とも関係しているかもしれない。

  20代の頃は、一度寝るといつまでも寝てしまい、寝坊の危険があったが、今は勝手に朝、目が覚める笑
 会食も割とコントロールするので、二日酔いも少なくなった。

 また現在は、割と細かい作業やチェックなどをしないといけない仕事があるため、それを午前中に終わらせることで、精神的にもラクになる。
 逆に朝のうちにミーティングを入れると、タスクが午後になってしまい、精神的に重くなる。
  
 人間が一日で一番集中できる時間というのは、起床時間から4時間程度までらしい。つまり一番のゴールデンタイムをルーティンに使うことで、継続性を持たせるような行動に変えてみた。そうすることで、生産性が上がっているような気がする。
 
 ただそうはいってもミーティングを午後に持ち越すことが良い訳では勿論ない。
 あくまでパフォーマンスが発揮できる時間配分はなんなのかを考えてみるのも良いかもしれない。午前中に自分のように一気に仕事を終わらせるのが良いのかもしれないし、午前中に、しっかりとした会議を行うのも良いかもしれない。
 いずれにしても、本当に最適な時間配分と時間の使い方を改めて見直してみると、意外な発見が見つかるかもしれない。