よくお部屋探しのコツは?と聞かれることがある。今はポータルサイトで物件の検索ができ、オトリ物件みたいなものもあるにはあるが、一時期よりはマシになったような気がする。
しかし、相変わらず不動産会社への世間に対する評価は低く、ブラックな業界として認識されている。
ネットに溢れている不動産会社の評判を見てみると、特段物件の質に対して文句を言っていることは少ない。どちらかと言えば、不動産会社、もっと言えば営業担当の人間の対応がメインだ。
同じ会社でも、とある人はその不動産会社をべた褒めし(あまり無いけど)、とある人はその会社をとことんディスる。しかしよくよく読んでみると、営業担当の対応云々が多い。別に会社に対してというよりは、あの時の対応がこうだった、あの時こんなことを営業に言われた的なことが殆どを占める。
物件の情報網羅量は、大きく改善され、相変わらずオトリがあるにしても、そこもまだマシになっている。
しかし、営業のレベルや対応は、千差万別だ。悲しいかな、不動産会社によって、という以前に営業レベルによって大きな差がでる。
不動産会社によってそのサービスレベルを上げるのは大きな課題だか、正直ユーザーにとってそんなことはどうでも良くて、自分自身の担当の人間が、親切で、丁寧で、マメで、嘘つきじゃないかが一番重要だ。
そこで、最初の質問の回答に戻るのだが、面倒だが、問い合わせしてみてその担当者がイマイチだったら、さっさと別の不動産会社に行けば良い。物件が仮にその会社の専任物件だったとしても、構わない。かなりの高確率でトラブルが起きるのが現実だ。
逆にその問い合わせ先の会社の担当の人間が、優秀な人間であれば、しっかりとコミュニケーションを取る。本当に素晴らしい営業の人間は、必ずそのユーザー視点で物件の提案をしてくれる。
もしそういう営業担当がいたら、仲良くしていればよい。もし可能なら4年後も、10年後もその担当の人間にお部屋探しの相手をしてもらえれば良いと思う。そのほうがよっぽどトラブルは減るだろう。
信頼できる営業担当と内見してみて、密にコミュニケーションを取るほうが、よっぽどお部屋探しがスムーズに進むと思う。
勿論、データと不動産の契約手続きが完全に自動化すればこういう悩みは減ると思うのだが、まだまだ先の話。ヒトのできる部分とITでできる部分を明確にして、ヒトに頼る部分は思い切り頼れば良いのではないか。
0コメント