電話でよくね?案件が増大している昨今。

 東京では、再び感染者が増えてきた。とはいえ、経済活動は4月の時期に比べると、だいぶ再開している。まさか半年前には、ここまで働き方が変わるとは誰も思わなかっただろう。なかば強制的に世の中の企業は業務改善を強いられたといっても過言ではない。

 かくいう私もリアルな商談と、zoom等を利用したオンラインmtgを使い分けている。やはりここはちょっと対面で話さないとな、という場合は、その人に会いに行く。(あまりケースとしては多くはない)それ以外の場合は、極力、オンラインmtgで済ませる。
 面白いもので、オンラインmtgのほうが割とゆっくり話したり、論点がずれることなく、商談が進む印象がある。特段何かが障壁になっているとは思わない。
 まぁ唯一あるとすれば、ブレストなどの要素が高い打ち合わせの際に、ホワイトボードなどを使って可視化しにくいところだろうか。しかし、これは近い将来、なんらかの商材がスタンダードになり、解消されそうな気がする。

 オンラインmtgは、非常に便利なものだし、これからもこれがスタンダードになって欲しいが、とはいえ、このオンラインmtg自体というより、先方の「使う場所の問題」で少し困ってしまうケースも発生している。
 それは、たとえば、先方があまり声を出せない場所でミーティングを開くケースだ。これはなかなか辛いものがある。こちらが喋っていることに対しての反応が掴みずらい。たとえば先方が喫茶店などの場合、どうしても周りに聞かれてないかが気になってしまう。
 あげくに喫茶店の店内の音が煩い場合、もうなんだか話に集中ができなくなる。
 実際、こうしたケースって結構多いのではないだろうか。

 さらに言えば、こちらが自宅、先方が移動中、もしくは街中のケースも、少し困ってしまう。お互い顔を出しながら、先方が移動している街の景色をバックに打ち合わせをする。たまにクラクションやバイクのエンジン音などが鳴ったりして、結構びっくりしてしまう。
 これもおそらく相当数のかたが経験しているのではないだろうか。

 勿論、前の商談が押していたり、どうしても移動中や、喫茶店でしか対応できないケースがあるのは、致し方ない。しかし、そうした場合、一対一の場合は思い切って電話mtgに切り替えても良いのでは無いだろうか。電話というのは、今更ながら便利なもので音声がクリアに聞こえる。また表情が読み取れないが故に、話の内容をしっかり伝えることができる。
 コロナの影響の前まで、個人的に非常に電話を毛嫌いしていたが、ガヤガヤした音とブツブツ途切れるオンラインmtgより今や電話のほうが良い。
 仮にどうしても急遽、移動中にオンラインmtgしないといけない場合は、直前にでも電話に切り替える提案をしてもよいのではないかと思う。

 また複数名のミーティングで移動中に引っかかってしまった参加者のかたは、音声のみで対応します、と事前に伝えればよい。勿論、心証が悪く取られることはあるかもしれないが、移動中のガヤガヤ音が入るよりはマシである。

 たぶん、これからオンラインmtgのマナーみたいなものが一般されるかもしれない。
 たとえば、他人から会話を聞こえない場所で行う。移動を伴う場合は音声に切り替える。1対1の際に電波状況が悪い場合は電話に切り替わる。

 そうしたものが一般化され、初めてオンラインの社会が成熟していくのだろうと思う。
 もしかしたら、意外とすぐにそんな世界になりそうな気がする。

南総合研究所

株式会社 南総合研究所