今年を表す漢字は...

 もうあと2日で2018年も終わろうとしている。年々感じるが、本当に1年があっと言う間に終わる。
 ちなみに個人的には今年の1月は、何を感じ、どのように生きていたかを思い出すのも困難になっている。まさに光陰矢の如しだ。

 よくあれから10年経った、とか、20年経ったなどと、平成がもうじき終わるのにかこつけてテレビ番組も特番をたくさん放送されているが、それを見ると、本当に時の速さに驚愕する。ちなみに10年前って2008年だ。当たり前だが。2008年って、私の感覚だと2.3年前の感覚に近い。それほど時間の感覚が年を追うごとにおかしくなっている。

 ところで、少し前に今年を表す漢字が発表されていた。例の清水寺のお坊さんがでかい筆を持って書く、例のアレだ。
 そこに書かれた今年の漢字は、「災」だそうだ。災い、、なにやらきな臭いなと思うし、なんとなく忖度しているような雰囲気もある一字だ。いずれにしても、災害の多い年であったのは間違いない。
 そして来年はオリンピックまであと1年と迫り、いろいろな時代変化が起こるだろう。個人単位での価値観の変化は、まるで地殻変動のように日本で起こっていると感じている。もはや、日本型の組織では、個人の価値観をマネジメントすることが難しい時代になっている。そういった意味でさまざまな変化が世の中に起こるかもしれない。

 それはさておき、私の今年の漢字一文字はなんであろうか?と考えた。(何せ時間はたっぷりある)
 今年は、仕事を変え、会社を作った。今年の初めには全く考えもしてなかったが、なぜかそうなった。また雇用される側の半年と、事業主の半年は、全く違う。そう考えると、変化の大きい1年だったかもしれない。しかしながら、個人の感覚だと変化というよりも、芯を作るような1年だったかもしれない。表面的には変化が起こったが、内面的には少しずつ自分の軸を作りあげるような1年だった。

 そんなことを考えながら、決めた私の今年の漢字は、






 「骨」だ。🦴




  今年は11月に骨折をした。やっぱり骨を折ると本当に痛い。そして本当に不便だ。また沢山のかたにご協力、ご配慮頂けた。

 またこの骨という字は、表面的な骨折ではなく、内面的にも骨子を作る、また仕事では、肉を切らせて骨を断つ、みたい意味もある。

 やはりそう考えると、今年は、骨だ。
 
  骨しかない。

  そして来年は、まず骨子に基づいたルーティンワークを行い、そして骨が弱くならないように知識というカルシウムを摂取しよう。

 そして骨折しないよう酒に飲まれないようにしよう。

 来年は少し骨太になれるように精進したい。