学生時代から取り立てて体育の成績が良かったわけでもなく、どちらかといえば運動自体が好きだったわけではない自分ですが、題目のような事業を始めることにしました。
まずは、自分の話から。
コロナ禍の際に、コンサルタントの仕事や研修講師の仕事などは、全てオンラインになりました。また、40歳を超えて、だんだんと体力がなくなり、非常に疲れやすくなってきました。そして、さらに言えば、運動不足から腰が痛くなり、ひとつひとつの動作をするだけでも億劫になっていました。
冗談ではなく、コロナ云々よりも、これはマジに体力不足で早死にするんじゃないかなと思い始め、軽いスクワット運動を始めました。スクワットに慣れてくると、腕立て、腹筋を毎日始め、ストレッチも取り入れるようになりました。
今では、毎朝、だいたい5時半ごろに起きて、簡単なトレーニングをしています。気がつけば現時点で約2年間、ほぼ毎日運動を継続しています。
当然のことながら、運動をすると体力がつきます。現実的な運動する体力のみならず、仕事の集中力も持続できるようになりました。
よく職業柄、クライアントのかたから「仕事のコツ」というものを聞かれることがあります。運動をする前の当時の自分は、おそらくフレームワークや論理的思考の重要性を説いていたでしょう。しかし、今、つくづく思うのは、仕事においては、「心技体」の充実が、かなり重要な要素を占めるということです。
これは、自分自身が40代半ばになり、本当に実感することです。体力がないと考えたことが実行できない。また体力があっても、技術がなければ物事をクリアできない。そして精神が安定しなければ、仕事は前には進めることはできません。心技体それぞれが充実して、はじめて仕事の成果が生まれてきます。
またこの数年間で、多くの格闘技を観賞するようになりました。テレビやPPVで見るのみならず、多くの団体やイベントに足を運び、格闘技の面白さに触れてきました。
おそらく仕事上で自分の置かれている環境が、「理屈」と「数字」が支配する世界だったからこそ、惹かれたのかもしれません。格闘技においては(ことに鑑賞するという行為においては)、理屈はそこまで必要ありません。どちらかがどちらかを殴り倒したり、締め落としたりすれば勝ちです。非常にフィジカルな話です。また格闘技は、他のスポーツよりも、試合時間も短い部類に入ります。1試合が、1時間を超えるなんてことは、ほぼ皆無です。このあたりのカタルシスの即効性も自分を惹きつけた魅力のひとつかもしれません。
格闘技の観賞にのめり込んでいくと、どうしてもビジネスの視点で見てしまう自分がいます。
そこで感じたのは、儲かる、儲からないよりも、選手の食える、食えないということが、かなり問題になっているのだなということです。格闘技一本で生計を立てている選手は、ほんのひと握りです。そして、選手は当然のことながら、引退した後、全く新しい生活をしていかなければいけません。
複数の関係者から話を聞けば聞くほど、なかなか重たい問題だなと感じるようになりました。
そんな時、とある選手から企業向けにボクササイズの出張サービスを実施しているという話を聞きました。
なるほど、たしかにこれは需要があるかもしれない。まず、格闘技は、場所もお金もかからない。そして何よりとてもストレス解消ができます。当時の運動不足の自分もおそらく興味本位で、参加していたことでしょう。
当時の自分のような運動不足の社会人の皆様に対して、そして、現役のアスリート、引退されたアスリートの皆様に対して、キックボクササイズサービス「Knock Out Work!」を立ち上げました。
サービス対象は、法人様です。
現在、ウェルビーイングの施策を重要視している企業が増加していきました。「社員の心身の充実は、業績に比例する」こうした考えが徐々に広まっています。
是非、サービス概要をご覧頂き、興味がありましたら体験会を受講してみてください。社員の皆様の爽快な笑顔が見れるはずです。
多くの社会人のかたが健康的な生活を送れるように、多くのアスリートのかたがしっかりと自立できるように、このサービスを推進していきますので、皆様、ご愛顧の程、宜しくお願いします。
0コメント